シェア先生の授業リポート

2012/10/12
山口県 宇部工業高等専門学校の巻

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昔セメント今カジュアル。
宇部は「ユニクロ」発祥の地だ。
本社機能が山口から東京に移った今でも、市内には「ユニクロ御殿」といわれる経営陣の邸宅が其処彼処に存在する。

5月末、宇部工業高等専門学校から「10月4日に東証見学に行くので、9月27日の午前、東証見学の事前授業に来てほしい」と連絡があった。

同高専への出前授業は5年連続。対象は、毎年、経営情報学科の4年生だ。
高専には珍しい文系学科で女子が多い。
宇部高専の経営情報学科では、7割の学生が修業年限5年を経て情報処理産業へ就職。就職率は100%だ。残る3割の学生は大学の3年次編入又は修業年限2年の高専専攻科へと進学する。

昨年まで、宇部高専への出前授業を担当していた同僚は定年により退職。今回から私が担当することとなった。
対象が生徒ではなく、学生。しかも、東証の職員として、上場部で4年間、「ユニクロ」ブランドを運営する「ファーストリテイリング」を担当していた者として、力が入らないわけがない。

ボードゲーム「ブルサ」を中心に授業を組み立てることとし、宇部スペシャル版ともいうべき資料を作成して、9月26日、打ち合わせ&リハーサルに伺った。

9月27日9時から12時10分が本番。本来は9月末日まで夏休みだが、本日は、午前が東証の授業、午後がTOEICテストということで、学生も登校。

リハーサル時、宇部高専の先生方は「うちの学生の場合、総合優勝は女子になるかも」と話していたが、ゲーム的には、やはり、男子が総合優勝。
優秀な学生達だけあって、ハイレベルな争いとなり、総合優勝者には、ゲームの筋書きの裏読みまでされてしまった。




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学生からは、
○ 円高やGDPなど市場の変動が理解できた。
○ 1円の円高ですごいお金の動きがあることがわかった。
○ 楽しかった。もう1回やりたい!社会の様々な動きが株価に影響することが分かって、これからはニュースも違った見方ができると思う。
○ 今まで株価をそんなに重視してなかったけど、このゲームをやってみて興味を持った。ニュース等を見てこれからもっと知っていきたい。
○ ゲームで学んだ事をしっかり覚えて東京研修のときにしっかり生かしたい。
○ 次はゲームではなく本物のお金でやりたい。そして勝ちたい。
○ 日本が頑張っていることがわかった。
などの感想が寄せられた。

授業の様子は、9月28日付宇部日報、山口新聞、読売新聞でも紹介された。

来年は、宇部スペシャル版の更なるバージョンアップが必要だ。

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