シェア先生の授業リポート

2012/05/01
山形県 大蔵村立大蔵中学校の巻

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玄関にはいろいろな花が咲く

山形新幹線の終点、新庄駅に降りる。GWの時期だが、新庄は桜が満開だった。
東京は入学式の時が満開なので、2度春を感じられて得した気分だ。しかも、梅、山吹、水仙、チューリップすべての花が一斉に咲き、新緑の柔らかい緑が明るさを添えていた。青空に真っ白な月山が見える。すばらしい景色だ。
今回、新庄に来たのは大蔵村立大蔵中学校で授業をするためだ。毎年、教材の「株式学習ゲーム」を授業に取り入れてくれている。担当の宗片先生が今年は経済の授業を長めにするということで、その導入として、授業時間を4時間も用意してくださった。

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横の小学校には満開の桜

3年生は20人、隣に小学校があるので、小さい頃から一緒で、仲が良いのが伺える。クラスの皆が皆の家族のことまで知っている。女の子から「でんさく」と呼ばれた男の子がいた。「でんさく」はあだなみたいなもん、「やご」と教えてくれた。
「『やご』ではなくて『屋号』じゃないの?」とたずねたら、『やご』と言われた。私の家は、父母が和菓子屋をしているので「○○堂」という屋号があるが、普通の家にはない。「『やご』は、何代か前の祖先の名前で、それで呼んでるから・・・」と教えてくれた。 東京に帰り辞書を調べると「屋号…家を創設した初代の先祖の名前や屋敷を名請した先祖の名前であることが多い。・・・」
屋号とやごの言い方が違うが同じ意味だと分かった。皆が祖先の名前を知ってるというのもすごいことだと思う。

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新庄駅では連獅子がお出迎え

仲がいいので行なった体験ゲーム「ブルサ」も皆が協力して行なってくれる。一人一人が経済ニュースを真剣に考え、諦めず真摯に問題に取り組む姿が印象的だった。

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「駅のポスター」山形は温泉がたくさん。大蔵村にもあるらしい

先生が、先日体育祭があったこと話してくださった。少し前まで、校庭に雪がたくさんあり、保護者の方が機材を使って取り除いてくれて、開催が出来たそうだ。今年は雪が多く体育館の裏手には、まだ雪山が残っていた。
学校に立派な体育館が2棟あるのは珍しいが、雪が多いからなのだろうと推測出来る。帰りに東北の豪雪地帯は、酸ヶ湯温泉と大蔵村と教えてもらった。積雪のニュースで地名を聞くたびに大蔵中学校を思い出すだろう。しかし私には青空の春の花いっぱいの美しい大蔵村が浮かぶことだろう。 


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