シェア先生の授業リポート

2006/02/18
新潟県 県立新発田商業高等学校の巻

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新発田商業高等学校の校舎

【2011年回想版作成】
今回は、新潟県で小生が行った出前授業を回想する。実施校は2校で、2005年2月の「県立新発田商業高等学校」と06年7月の「開志学園高等学校」である。後者は「知識偏重型」から「変化に対応できる創造性豊かな人間へ」をモットーに掲げ、「単位制の導入」及び「専門分野を学べる」を特色としたユニークで興味深い学校である。だが、このレポートでは小生の新潟県初の出前授業となった県立新発田商業高等学校を取り上げることにする。
当初、同校への出前授業予定は2005年の秋だった。そろそろ授業への準備に取り組もうと思っていた矢先の10月23日に最大震度7を記録する「新潟県中越地震」が発生してしまったのである。この地震で鉄道は上越新幹線「とき325号」が脱線したほか、線路や橋脚が破壊された。このほか在来線も路盤の崩壊など甚大な被害を受けた。このため新発田商業高等学校への出前授業は延期をやむなくされた。

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中越地震の影響で運転ストップ「上越新幹線」

新潟への交通手段が安定した翌年の2月、ようやく学校へ行けることになった。同僚のMさんと新発田駅に到着。雪はわずかだったが寒さ厳しい日だった。田中校長にお礼の挨拶をしているところに、日銀の金融広報委員会から「金融研究指定校」の内定連絡が飛び込んできた。校長始め同席の先生方が一同に喜ばれた。生徒むけに金融・経済知識の啓蒙活動をする者として、偶然とは言えこの吉報に居合わせることができてうれしかった。
授業は情報処理科の2年生を対象に行った。授業の様子は、後日送られてきた「新発田タイムス」の記事を抜粋して紹介することにする。

「大崎氏は、『夢を持ってください。株価を道具に判断力を磨いてください』と訴え、『夢をかなえるのに会社を創る。女性は特にそうだが、これからは経済のしくみや税金のしくみを学んで会社を興して欲しい。もう一つ、株価はいろいろな要因で上下する。儲かったり損したりという側面もあるが、その背景を検証し、株価を道具とした社会勉強をすれば人生を送る上で求められる判断力を鍛えるのにつながると思う。』と話す。」
また、「大崎氏は、一方的に話すのではなく、一つ一つの質問に手を挙げさせては全員参加の雰囲気を作り、『ハートとハートでぶつかりたいので』と生徒の席に入り込む。時々、恍けてみせて『だまされないようにね』とメッセージを発したり、自信を持たせようにと生徒の注意力を喚起したりする。また、プラカードを使ってやり取りする教え方は非常にわかりやすく、素晴らしい経済教室であった。」
同紙からはこのような身に余る好意的な記事をいただき心底恐縮してしまった。


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「新発田タイムス」夢を持とう!株価を道具に判断力を磨こう


このたび出前授業の機会をくださった田中校長、小林教頭に対して、また、授業の準備に大変ご尽力いただいた南部先生、梅田先生に対して心から感謝申し上げます。

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<新潟県県立新発田商業高等学校のHPはこちら

 

 

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