シェア先生の授業リポート

2011/01/14
福島県 日本大学東北高等学校Ⅱの巻

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宇宙飛行士に挟まれた「本物の宇宙人」

12月30日、東証市場では1年の経済活動を締めくくる年末恒例の『大納会』を開催した。このイベントは年始の『大発会』とともに今や日本の風物詩となっている。毎年ゲストを迎えて催されるが昨年は小惑星探査機『はやぶさ』のプロジェクトマネージャを務めた川口教授をお招きした。プルジェクトは「はやぶさ」が小惑星『イトカワ』の表面からサンプル物質を採取して地球に持ち帰るというものである。衝撃だったのはこの『はやぶさ』が途中様々なトラブルに見舞われながらもサンプル採取に成功したばかりか7年間60億キロメートルの旅を経て無事地球に帰還したことである。この出来事は未来に向けた明るいニュースを心待ちする日本人ばかりか世界中の人々に夢と勇気を与えてくれた。

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世界一、地上から高い所の「プラネタリウム」(ビッグアイ)

「最近は空を見上げることがめずらしくなった。たまには星空を眺めて宇宙に想いを馳せる。そんな余裕を持ちたいものだ。」宇宙への誘い。早速ロマンを求めて『宇宙』へ行くことにした。先ず『宇宙ロケット』に乗る。「出発!星の海に向かって」。実はエレベータだが音響と光で演出されていてあたかもロケットに搭乗したかのようだ。あっという間に地上100メートルの『スペース・パーク』に到着。ここは地上から世界一高く宇宙に最も近いプラネタリウムなどがある科学館。ここには宇宙の神秘を感じとれる『宇宙劇場』のほかに、月面重力や宇宙飛行士訓練など不思議な宇宙体験ができる各種コーナーがある。小生は惑星探査車『ローバ』を遠隔操作したり宇宙服姿の飛行士(人形)と写真を撮ったりして授業前のひと時を過ごした。特に『宇宙トイレ(国際宇宙ステーション用)』に興味を持った。微小重力状態での体の固定や排泄物処理に施された工夫につくづく感心した。因みに、この『宇宙』は新幹線『郡山駅』前の高層ビル『ビッグアイ』の最上部にある。

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気付いたときは手遅れ「休憩なしで2時間余りの授業」

さて今年最初の出前授業はこの郡山市で行う。昨年同様、日本大学東北高等学校での授業である。昨年、福島県に在る同校のおかげで小生の『全都道府県における出前授業の夢』が達成できた。まさに記念すべき学校だ。
今年も大学進学など進路が決定した生徒むけに『専門知識を学ぶ特別授業』が月末まで連続して開催された。小生の担当はその中の2コマである。文系中心に理系の生徒が加わり約200人が対象だったが、大勢の割には熱心にノートをとる生徒が多く、会場を包む雰囲気もよかった。自然こちらも熱が入り、気付いたら休憩を挟まずに2時間余りが経過していた。思わず生徒にお詫びしたが、生徒の温かな受講姿勢と熱心さが時間の経つのを忘れさせたのである。授業では、将来の進路目標の早期設定と目標の具体化に向けた計画作りや行動着手の重要性を強調した。


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「宇宙トイレ」フリーズドライ、臭いもなくバクテリアも繁殖せず

松本校長先生には今年も温かく迎えてくださったことを心から感謝します。
また、小林先生、石川先生には授業の準備や運営に大変ご尽力いただきました。本当にありがとうございました。

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