シェア先生の授業リポート

2010/09/15
奈良県 (国)奈良女子大学附属小学校Ⅱの巻

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「シュワちゃん(助手席)」と野次馬の「シェア先生(爺)」

東京駅での出来事。『日米の大物が異常接近か?』映画「ターミネーター」で有名な「シュワちゃん」と「シェア先生(爺)」が遭遇したのである。といっても「シェア先生」の方は単なる野次馬、彼を心待ちする群集に紛れ込んだのでした。「シュワちゃん」が新幹線を視察に来たところに偶然出くわしただけのこと。
警備員に「そこの人! 危険です。さがって下さい。」と促されながらも、「シュワちゃん」をしっかりと写真に収め意気揚々と出前授業へ向かう。
話は変わる。「どんな時に日本人は日本を想うであろうか?」「外国で」「オリンピックなどスポーツの国際試合で」など様々だ。その最たる場所が「奈良」である。奈良を旅する人は例外なく『日本の心』を感じるにちがいない。今年は『平城遷都1300年』、記念すべき年である。そんな折、奈良女子大学附属小学校から昨年に続き出前授業の依頼があった。

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屋上には「祝・創立100周年、奈良女子大学附属小学校」が

さて、授業。今年も司会役の代表児童による挨拶、次いで挙手児童による「学びのめあて」が発せられ小生の授業に入る。終了時には代表児童による謝辞と「学びの振返り」があった。挙手児童たちから学んだことや感想が寄せられる。クラス別に授業は2度行った。先生方の熱心な指導と探究心旺盛な児童に大いに感銘を受ける。
実は今年はこれだけではなかった。続編があったのである。
授業の後、先生から「実は来週の東証見学の際に、Q&Aコーナーを設けて欲しい。ついては児童による質問集と事前学習のまとめを用意したので持ち帰って、当日お答え願いたい。」と宿題をいただいた。
後で質問内容を見て驚いた。これが小学生による質問か。高校生も顔負けである。また、質問の数も多い。「金商法で重視されている決まりと違反した場合の罰則や対処方法は?」「インサイダーは完璧に取り締まれているか?」

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熱気でむんむん、東証での質問会を終えて

「上場のメリット・デメリットは?」「要件を備えているのに上場しない会社はあるか?」「ジャスダックから一部上場は可能か」「株価が政治と関係して動くのはなぜか?」「株主が優遇されていない問題、上場の問題、投資家の問題があるが東証の対応は?」「株式は万能ではないと思う。株式の欠点を探りたいが。」などなど40問前後あった。どこかの記者会見で説明するような難問ばかりで、時間の関係もあり正直途方にくれた。「一所懸命に準備することで許してもらおう。」と回答作りに精を出す。直前にギリギリ間に合った.
見学後、質問コーナーでは頑張ったものの予定の1時間では終わらなかった。翌日、補足的な説明をメールで送った。

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感謝の気持ちを忘れずに「遷都君とシェア先生(爺)」

後日、杉澤先生、大野先生から礼状と児童による作文が届いた。礼状には「子供の質問に具体例を示しながら丁寧に説明していただきました。予定時間を超過しての熱心な講話に対してお礼申し上げます。また、お忙しい中作成いただいた回答集はとてもわかりやすく子供の貴重な学習資料となりました。子供の心に響く学習や体験は、ひとえに東証グループのご配慮とご厚誼があったからと拝察しております。」と、ありがたく身に余る内容となっていた。

このたびの出前授業に関して大変ご尽力いただきました椙田副校長、杉澤先生、大野先生に対しまして心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
追記:2ヵ月後、燃える紅葉の季節に室生寺、長谷寺、談山神社、園成寺、浄瑠璃寺、新薬師寺などを訪れた。静かなたたずまいの中、如来像、菩薩像、明王像、梵天像などが『日本の心』の極みをもって、もてなしてくれた。

<シェア先生(大)>

<奈良県(国)奈良女子大学附属小学校ⅡのHPはこちら

 

 

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