シェア先生の授業リポート

2010/07/02
京都府 立命館宇治中学校・高等学校の巻

京都を訪れるのは、何年振りであろうか。まだ、「春闘」という言葉が盛んに使われていた時期で、もう25年前ぐらいになるであろうか。その当時は、まだ京都に証券取引所があり、2月頃になると、労使交渉をするための情報交換ということで、毎年訪問させて頂いていた。京証の方々には、難しいお立場であったにもかかわらず、いつも親切にして頂き、良い思い出しか残っていない。自分自身、濃い時間を過ごした時期でもあった、と思っている。

さて、今日は、その思い出深い京都にある立命館宇治中学校・高等学校にお伺いをして、高校三年生と一年生に授業をさせて頂く機会を得た。ご担当の杉浦先生は、政治・経済の高校教科書にご執筆されるほどの先生であることは、後ほどお聞きしたわけであるが、学校を訪問する前から、先生がご活躍されているお話は見聞きしていたので、緊張した心持ちで学校に伺った。先輩からも、今回は先生からいろいろご指導を受けて来いと言われ、職場をあとにした。

授業内容について、先生からは、三年生に対する授業では、金融論に関して、大学の先生から講義を受けていることを前提にして、国の政策や金融政策が会社の事業活動に、どのような影響を与えるのか、という点に触れて欲しいとのご指示であった。大変なお話を受けてしまったと後悔したが、後の祭りである。どこまでできるかは分からないが、これはと思う資料をかき集めて、授業に臨んだ。勿論、生徒さんにとっても私にとってもお互いに初対面ということで、ぎこちなさは否めないが、そこは、先生から助け船を出してもらいながら、授業を進めていった。短い時間でのヤリトリであったが、生徒さんが経済・金融に関して強い関心を持って、より掘り下げた勉強を行っていることがわかった。

立命館宇治中学校・高等学校の内外は、綺麗に整備されているだけでなく、その設備・環境に驚かされた。先生のお話では、インターネット環境を備えた教室が五つとその機能をもった図書室があるとのことだ。先生方が授業を行う際にも、それらの教室を有効利用しているそうだが、私が授業を行わせて頂いた時にも、三年生、一年生と異なった教室であったが、いずれもインターネット環境を備えた教室であった。また、一時間程度の休息する時間があり、先生方が休息される部屋で待機させて頂いたが、そこに外国人の先生方が続々と来られていた。最近、学校に外国人の先生がおられること自体、そう珍しいことではないと思うが、こんなに沢山の方がおられるとは。先生のお話によると、学校では第二外国語をどうしようかという話になっているそうだ。また、部屋の壁には、新聞の切抜きが掲示してあり、そこには、現職の国会議員の出席のもと、三年生が自分たちで考えたマニュフェストを発表し、議員の先生方と話し合うとの記事が掲載されていた。この生徒さんたちをご指導されているのが、杉浦先生とのことである。教科書プラスアルファの授業が、普段から行われていることを垣間見た思いだ。なるほどネ。
こうして、私の長い一日が終わったのである。

<シェア先生(よし)>

 

 

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