シェア先生の授業リポート

2006/11/22
京都府 京都教育大学附属桃山中学校の巻

【2010年回想版作成】
「秋の夕日に照る山紅葉、濃いも薄いも数ある中に、松を彩る楓や蔦は、山のふもとの裾模様」。
ご存知、日本の秋を歌う懐かしい叙情歌『紅葉』だが、山々や木々が赤や黄色とさまざまに彩られるさまを見事に描いている。
まさに秋爛漫、古都が醸しだす色とりどりに燃える紅葉は、京都を訪れる人の心をとりこにする。
京都桃山から福井敦賀(県立敦賀高等学校への第1回目の訪問)へと続くこの度の出前授業はそんな季節の真っただ中だった。

今回は京都教育大学附属桃山中学校での授業である。京都駅から桃山駅へ行く途中、東福寺がある。紅葉はさぞかし綺麗だろうな、内心思った。

写真
見事な景色「東福寺」、授業後にちょっと立ち寄る

さて、授業。対象は2・3年生の混成で20人前後とこじんまりしている。ただ生徒のほか京都大学の教授に大学生が5~6人参観すると聞き身が引き締まった。 授業時間は2コマ強の110分。先ず、前半で通常2コマ分の内容の『株式会社の仕組』と『世の中の動きと株価』を一気に講義した。小休止の後『新聞の証券欄や経済紙面の見方』を説明、続いて生徒が事前に考えてきた『注目(成長期待)する会社とその理由』についてグループ別に発表した。この後、生徒たちには「コンビニの2社のおにぎり」の味比べを通じて気付いた『企業の創意工夫・努力』についてのコメントしてもらった。更に『今後の追求の仕方』のテーマでは建機メーカーの『K社』を事例引用し、その事業内容、財務概要、社会貢献活動などさまざまな情報がホームページから入手可能であることを説明した。『まとめ』では、「会社(顧客志向)ばかりでなく日常生活においても『相手を思いやる心』が大切です。」と伝えて終了した。

この授業に向けて神崎先生と電話やファックスで何度も打合せを重ねてきた。授業の進め方についても今まで以上にきめ細かなスケジュールを作成した。また、会社情報の入手には新聞記事をはじめ会社のホームページや金融・マーケット情報のネットベンダーなどインターネット媒体をふんだんに活用した。今回の取り組みは小生にとって一歩踏み込んだ試みであり手間ひまもかけた。おかげで授業は概ね充実した中で終えることができた。
しかし、反省点も残った。持ち時間に比べて内容が盛りだくさんすぎて、小生にとっても生徒にとってもやや消化不良気味になってしまったのである。準備したものをすべて生徒に発信しようと欲張りすぎたのかもしれない。
このように反省点も多かったが、それなりに一所懸命に頑張ったことで自分を納得させることにした。持ち前の楽天的な思考によるものである。

当日お世話になった多羅間副校長、そして授業の準備や当日の運営に大変ご尽力いただいた神崎先生には心より感謝申し上げます。


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