シェア先生の授業リポート

2006/11/02
大阪府 吹田市立第二中学校の巻

【2010年回想版作成】
大阪からの『出前授業』の依頼は珍しいが、そもそも修学旅行の一環で『東証見学+レク』を希望して東証に訪れる中学や高校すらなかった。たまたま大阪から『東証見学+レク』の予定が入っても新型インフルエンザなどでキャンセルになったりした。大阪の学校による『東証見学+レク』が実現したのは2010年の6月とかなり後になる。【この結果『出前授業』とは別に『東証見学+レク』の対象校の所在地別でも47都道府県が達成された。】

さてこの出前授業だが、平岡先生から「選択社会で『教材(株式学習ゲーム)』を取り入れるに際して、その導入学習として『株式会社の仕組』『株価の変動要因』『情報収集の仕方(新聞の見方)』をテーマに授業して欲しい。」と依頼されての実現である。東証などが提供する『教材(株式学習ゲーム)』は、株式自体を学ぶものではなく、また、株式投資のテクニックを学ぶものでもない。株式模擬売買を通じて、株価変動の背景にある現実の経済・社会の動きに生徒たちの関心を向けさせることが目的である。効果として体験学習を通じた「企業理解」「合理的な意思決定」「情報収集力の向上」などが期待できる。

授業は2日と9日の2回に亘る。新幹線で東京駅から新大阪駅へ。東海道本線に乗り換えて吹田駅に行く。3時間あまりで目的駅に着く。距離はともかく時間的には意外と近い。

教室では自由で活発な生徒が多かった。あまりにも自由すぎて授業の行方が心配された。だが、ロールプレーによる株式会社の仕組の解説、おにぎりの味比べを通じた企業努力への気付き、新聞を題材にした情報収集方法の説明など参加型・視覚型・対話型の授業がよかったのか生徒は意欲的に取り組んでくれた。集中力も最後まで続いた。

後日、礼状が届いた。
文中「(前略)授業は本当に楽しく面白く、そしてサプライズもあり、生徒たちもとても喜んでいました。私も先生のような生徒たちをひきつけられるような授業ができるように頑張らなくてはなりません。(中略)生徒はわからないながらもいろいろな株を買って、上がれば喜び、下がれば悲しみ、『なぜ?』と少しずつ考えながら売買を楽しんでいます。しかし、新聞を読むのはなかなか苦労しています。普段、新聞よりテレビから情報を得ている子供がほとんどなので新聞を読むのが苦手な生徒が多いです。」


「さて、(シェア先生!)今日は、どちらの都道府県まで行かれているのでしょうか。まだまだ寒い日が続きますので体調に気を付けて、これからもずっとシェア先生を続けてください。」涙が出るほど嬉しい手紙である。

心の中で返事を綴る。「あっしこと『ふう天のシェア先生』は、今日もどこかの空の下で未来からの留学生たちと楽しいひと時をシェアしていますよ!」。
この授業の実現に際してご尽力いただいた平岡先生!心から感謝申し上げます。
平岡先生こそ、現在どのようにお過ごしでしょうか。

<シェア先生(大)>

<大阪府吹田市立第二中学校のHPはこちら

 

 

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