シェア先生の授業リポート

2005/11/08
愛媛県 県立松山商業高等学校の巻

写真
「ドンドンドン」「さあ、風呂に突進!」道後温泉

【2010年回想版作成】
愛媛県といえば夏目漱石の小説『坊ちゃん』の世界が思い浮かぶ。温泉好きの小生。とりわけ小説に出て来る道後温泉には親しみがわく。この道後温泉本館は宮崎駿監督の映画『千と千尋の神隠し』の舞台となった湯屋(温泉旅館)のモデルのひとつに上げられている。朝6時、「ドンドンドン」。大屋根母屋造り木造3階建の一番上の『振鷺閣』から『刻太鼓』が打ち鳴らされる。「さあ、一番風呂に突進!」のどかな情景だ。

写真
美しい風景と描写された『ターナー島(四十島)』

松山は惹きつけるものが多い。先ず司馬遼太郎の小説『坂の上の雲』の主人公である秋山好古・真之兄弟や俳句短歌の歌人であり文学者でもあった正岡子規らの生い立ちの地として。また、小説『坊ちゃん』の中で『ターナーの絵』にありそうな美しい風景と描写された『ターナー島(四十島)』や連立平山城で知られる『松山城』などの景勝地として。それよりもなによりも魅力は、一種のんびりした雰囲気や心の和むたたずまいを感じる一方で、明治という激動期に新時代を切り開こうとした人々の想いや息吹が伝わってくるからかもしれない。

写真
TV・新聞社の取材のなかでの授業風景

愛媛県立松山商業高等学校。20世紀はじめに創立され伝統校で、文武両道の商業高校である。とりわけ小生の好きな野球では輝かしい戦績を誇っている。硬式野球部は甲子園通算80勝を挙げている全国屈指の名門校で、特に夏の選手権では勝利数で全国2位、優勝回数で同3位と無類の強さを発揮してきたことから「夏将軍」と呼ばれる(『ウィキペディア』から引用)そうである。
さて、授業は生徒40人を対象に行った。地元TV局2社新聞社1社が入ったこともあり、生徒たちは緊張気味だった。生徒に『社長・株主』を演じてもらうロールプレイングに入ったころから雰囲気が和らいだ。『坊ちゃん先生』こと我輩の奮闘努力も実り、生徒との楽しい思い出ができた。

後日、学校から手紙が届いた。「生徒たちも、株式会社のことを深く知ることができ、簿記やその他の授業等に生かすことができると思います。また、授業の模様は夕方のTVニュースや新聞記事で報道されました。」更に「金融広報委員会主催の金融教育協議会で『東証の授業支援プログラムでの授業』を紹介させていただきました。」「教員として、生徒の興味を引きつける授業を見せていただき勉強させていただいた。」との内容だった。とてもうれしくありがたく感じた。

最後に、この出張授業の実現にお世話になった三原教頭先生に重松先生、そして当日の準備などで大変ご尽力をいただいた松盛先生には心から感謝を申し上げます。

<シェア先生(大)>

<愛媛県県立松山商業高等学校のHPはこちら

 

 

コメントを書く

このページのトップへ