シェア先生の授業リポート

2008/12/12
山形県 県立米沢商業高等学校Ⅱの巻

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兜に愛の文字「シェア殿、ご苦労であった。」と言ったかどうか?

米沢駅に着く。「ぎょぎょ!」今年の出迎えは、大河ドラマ「天地人」の主役で米沢藩建設の恩人といわれる名将「直江兼続公」だ。22歳と若くして初代米沢藩主上杉景勝の重臣になったそうである。甲冑にある「愛」の一字がひときわ目立つ。小生に向かって「シェア殿!江戸から遠路遥遥ご苦労であった。今年も米沢の未来を担う生徒たちにエールを送っていただきたい。」と言っているような気がした。小生「もったいないお言葉。ありがたき幸せ。」と呟く。 
智勇兼備、そして義を貫き仁愛に生きたこの知将が現れるとは思いもよらなかった。ドラマ「天地人」の番組紹介に、豊臣秀吉から金を積まれて「是非家来に」と誘われる場面があった。兼続公は「金も大切だが、人の心を大切にしないで幸せはありませぬ。」ときっぱり断った。次元は違うが「お金は必要で大切、でも目的ではありません。心の豊かさをかなえる道具です。お金と心の勉強の両立を!」と常々口にしている小生にとって妙な共感を覚える。


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上杉神社「謙信公が、景勝公が、鷹山公が、直江兼続公が」

授業は総合ビジネス科の生徒約80人が対象で会場は新校舎の2階だ。えんじの絨毯が印象的。そういえば女子生徒の制服もえんじ、この暖かい色がよく似合う。
さて、今回の授業レポートは生徒からの感想文の紹介とさせていただく。感想文は主に授業内容に触れているが、授業方法や授業後の生徒の意識変化、更には厳しい環境への備えにもおよんでいる。
授業内容については「円高による輸出企業の業績悪化や資金調達難が暮らしに影響することを知った」「会社にとって大切なのは、利益を上げることだけでなく、よい商品やサービスを提供して社会から評価されることだ」など。また、企業の工夫については「消費者目線に立って商品を開発している、との話が印象に残った」といった感想が寄せられた。また、企業等の情報収集に関しては「新聞から経済の流れが読み取れるという話に自分たちもできそうな感じがした」「新聞などメディアから進んで情報を得て行きたい」「会社情報はホームページなどを探ることが大事だと知った」「新聞には興味がなかったが『少しでもいいから』との話を聞いて少しでも新聞を読もうかなという気になった」

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新校舎での授業「えんじの制服が似合う女子生徒さん」

好きな会社を探す、のテーマでは「好きな会社で働けたら『やりがい』につながるかなと思った」などがあった。


更に、授業後の意識変化では「身近な商品に興味がわき、商品に施された工夫に注意するようになった」「異なる商品に同一ラベルの表・裏を使い分けるなど企業のコスト削減努力に感心した」「講演を聞いて株は慎重にと思った」
このほか「不況時代にも通用する人材になれるように学んだことを生かして努力したい」「聞いたことを生かして就職先を見つけたい」「就職したい企業がわからなかったので身近な企業活動から探る方法は自分にとっていい方法だ」「職業の探し方も参考になったので自分に合ったものを探したい」「世界的な金融危機においては『ピンチをチャンスに変える』との発想を頭に入れておこうと思った」など、厳しい現状を踏まえての将来への取り組みもしっかりとあった。

最後に、小生の授業方法に対して「説明はわかりやすく、話にどんどん引き込まれた。」「今までの講演とは違って、たとえとか説明がわかりやすく楽しかった」「もう一度、話を聞きたい」「親しく対話しながらの説明など、普段の授業よりも充実した時間をすごすことができた」「こんなに面白い講話は久々」「去年も米商にみえたようですが来年も是非来て後輩に教えてください」
いずれも過分で温かいコメント。うれしくて舞い上がってしまいそうになった。



今回の授業が円滑に遂げることができたのは、宮田校長先生のご理解と何よりも我妻先生の周到なご配慮と準備の賜物であった。
また、昨年に引き続き、山形新聞、米沢新聞、地元のケーブルTVに取材・報道いただいたことはとてもありがたかった。


<シェア先生(大)>

<山形県県立米沢商業高等学校ⅡのHPはこちら

 

 

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