シェア先生の授業リポート

2008/12/08
岩手県 県立水沢商業高等学校の巻

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銀河のかなたへ、ロマンとメルヘンの世界へ

奥州市には、わが国有数の天文台(国立天文台水沢VERA観測所)がある。
宮沢賢治はここに何度も訪れて「銀河鉄道の夜」や「風の又三郎」などを書いたそうである。ここから遥か遠くかなたの宇宙に想いを馳せたのであろう。
また、水沢の近くの平泉には奥州藤原氏によって栄華を極めた中尊寺がある。その落ち着いた佇まいと景観は、藤原氏三代、義経や弁慶、西行法師、そして「五月雨の 降り残してや 光堂」「夏草や 兵どもが 夢の跡」と詠んだ俳聖松尾芭蕉の世界へと誘なってくれる。
記憶の眠る歴史の世界や宇宙や未来へ旅することができる。これが「みちのく」なのか、実にロマンチックである。


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みちのくの浄土、平泉へ、中尊寺へ、金色堂へ

学校にうかがうと校舎は耐震工事の最中だった。6月の奥州大地震を思い起こした。幸い、被害が少なかったようでよかった。
さて本題の授業。「ビジネス実践」教科を選択する3年生100数名が対象である。今回は日程がやや変則だった。12月8日と9日の両日にわたり一コマずつ行った。生徒たちは礼儀もマナーもよく、しかも協力的であった。風邪気味で体調はすぐれなかったが、皆さんの協力でとても楽しいひとときになった。授業の模様は岩手日日新聞、胆江新聞、水沢テレビに報道していただいた。後日、いただいた記事の中に「株はテレビでしか聞いたことのない言葉だったが、授業を通じて身近に感じられた。世の中の動きにもっと目を向けようと思う。」など、情報システム科の生徒たちの感想が紹介されていた。更に、「皆さんは将来、この故郷を背負っていくことになる。会社を起こしたり、地元の企業で一生懸命働いてふるさとを元気にしていってほしい。たとえ離れたとしても、いつかは故郷に戻って頑張って欲しい。」との小生の生徒に寄せる想いも記事になり、生徒のコメントともどもとてもありがたかった。

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耐震工事中の校舎

なお、話しは変わる。「水沢二物考そばはっと」は水沢商業高等学校が開発した商品だが、その受注先のなかに県立増穂商業高等学校(山梨)と県立鳥取商業高等学校名があった。その2校は、たまたま今年小生が出前授業させていただいた学校だったこと。また、そこには「起業マインド」や「学校間のビジネスでの結びつき」などがあり、日ごろ生徒に起業を呼びかけるシェア先生の想いが実践されている気がして言いようのない喜びを感じた。

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明るく楽しく受講する生徒さん

授業の実現にむけてご高配いただいた岩手県教育委員会指導主事の高橋先生はじめ金澤副校長先生、また、当日の準備運営にご尽力をいただいた小野寺先生に心から感謝しております。

<シェア先生(大)>

<岩手県県立水沢商業高等学校のHPはこちら

 

 

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