シェア先生の授業リポート

2008/11/26
山梨県 県立増穂商業高等学校の巻

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可愛い駅。背景に南アルプス?が...

秋深まる甲州路だがまだ所々に紅葉の面影を残している。特急あずさ号から珍しく富士山の姿が見える。左前方からいつの間にか後方へ移動している。どこから見ても美しい。流石日本一の山。甲府駅で身延線に乗り換えて特急で20分ほど、更にタクシーで鰍沢方面へ。周囲は見渡す限り山また山である。近くに富士山、反対側に北岳、間の岳、農鳥岳といった白根三山など南アルプス連峰がそして遥か彼方に八ヶ岳連峰。いずれも頂上付近は美しい雪で覆われている。

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校庭からも美しい山々が...

山梨県立増穂商業高等学校への出前授業。藤田先生のご支援で実現した。先生との出会いは平成17年8月15日にさかのぼる。夏休みなのに生徒を連れて東証見学にこられた。その折にレクを行った。平成18年も同じ日に同じことを。そして昨年は、5月に「山梨県商業教育研究会」のメンバーの先生方を誘って東証にみえた。その機会に先生方に対して生徒むけ模擬授業を行った。こうしたご縁である。

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「布製の幼児むけ絵本」を例に説明。企業の工夫に気づこう!

さて、授業。以前東証では「おとなしめだが素直な生徒が多いな」との印象を抱いていた。今回も初めは「おとなしいな。果たして関心を持ってくれるだろうか。」心配が頭をよぎった。杞憂だった。サブプライムローン問題の解説に用いた『10人ロールプレー』や『おにぎりの味比べ』などで生徒から暖かい協力を得たのだ。わずかな時間だったが期待以上に想いが通じたような気がした。結びに代表の女子生徒から「経済活動を体の働きに例えて説明したのでとてもわかりやすかったです。」との謝辞を頂いたことが、特に印象に残った。

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うれしかった女子生徒による「代表謝辞」

帰りのタクシーで運転手さんが「大手リーマン・ブラザーズの破綻など世界の金融危機による不景気がこの地にも響いている。極端な話だが自給自足していくしかない。」とため息混じりに語った。思わず最近読んだ新聞記事が運転手さんの言葉に重なった。「(前略)山梨県の地場産業である宝飾品製造業は地金や原石の仕入れにまとまった資金が必要。一方、消費低迷で資金回収がままならない。(中略)株安は容赦なく宝飾業界を窮地に陥れる。」との記事だった。「このような状況下、日本は国内産業を支援して外需型産業とバランスの取れた経済体質にすることが必要である。」とのどなたかの指摘に不思議な説得力を感じた。

藤田先生には当日の準備・運営まで一方ならぬご尽力をいただき心から感謝しております。

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