シェア先生の授業リポート

2008/10/30
福岡県 県立ひびき高等学校の巻

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玄界灘の風うけて バチが激しく右左「小倉祇園太鼓」

駅をでるといきなり「祇園太鼓」の出迎え。といってもレリーフ(写真)だが。小倉の祇園太鼓といえば、映画「無法松の一生」を思い起こす。主人公である無法松の小さなものや弱きものへの愛情が当時の日本人の心を強くうった、と聞く。

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「小倉城」近くに「松本清張記念館」がある

また、ここ小倉は多くの人々から親しまれている推理小説作家「松本清張」の故郷でもある。社会人になって「砂の器」「ゼロの焦点」「黒い画集」などを夢中に読んだ。松本清張は、それまでの「なぞ解き」中心の推理小説から「犯行の動機」「社会的背景」などの要素を取り入れ「犯罪における人間の心理」と「社会がその人間を生みだす」ことを明らかにする、いわゆる「社会派推理小説」の世界を築いたと言われる。中でもごく普通の人間の心に潜む悪の恐怖を描いた「点と線」は空前のブームになった。
「点と線」。小生たちは未来を担う児童・生徒との出会いを求めて日本中を訪れる。生徒や学校に寄せる私たちの想いは「点から線」となり、更に「線から面」へ、やがて児童・生徒の成長を通じ「面から時を超えた未来空間」へとつながっていく。こんな願いを込めて日々地道にひたすら歩み続ける。



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福岡県立ひびき高等学校の校舎、自由な雰囲気が...

さて、小倉から鹿児島本線でわずか10分、戸畑に福岡県立ひびき高等学校がある。同校は特色ある学校である。例えば、連携大学にて受講・学習した成果が単位に認められたり大学進学後に活用できる単位を予め修得できる「高大等連携事業」や国際交流に注力している点などである。また、授業時間も90分単位と大学のコマとなっている。生徒の年齢層は実に幅広く服装も自由、実に個性豊かな生徒が多い。
小生の授業においても熱心に受講、ノート取りしている生徒の眼差しから真剣さが伝わってきた。生徒が醸しだす自由闊達さと多様な選択肢を提供する学校側、これらに今後の学校の在り様を示唆するような妙な新鮮さを抱いた。

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「授業風景」学校には特色あるユニークなコースが

出前授業は、尾形教諭が弊社にお越しの折にお願いして実現できたものであり、また、当日の準備等のご尽力に対しても大変ありがたく思っております。また、栁校長先生、田村副校長先生に対しましてもご理解いただき心より感謝しております。

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<福岡県県立ひびき高等学校のHPはこちら

 

 

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