シェア先生の授業リポート

2008/04/18
鹿児島県 県立川内商工高等学校の巻

写真
川内川を遊泳する「鯉のぼり」

昨年の11月に訪れた鹿児島県にこんなにも早く戻ってこれるとは思わなかった。きっと篤姫さまの温かい計らいであろう。
ここ薩摩川内市は大和朝廷により首府が置かれ、また奈良時代には聖武天皇の命により国分寺が建立されるなど長い間薩摩の国の中心的な役割を果たしてきた。さて、この地には大きな川がゆったりと流れている。古くから水害をもたらす一方で、多くの恵をもたらしてきたとのこと。人々に怒りと喜びを与える母なる大河、九州地方第二の長流『川内川』である。授業当日は、川岸にたくさんの鯉のぼりが爽やかな薫風のなかで心地よく泳いでいた。

写真
雑草とりの生徒。
このあと直立で「こんにちは」の挨拶が

急な坂を上りきったところに鹿児島県立川内商工高等学校がある。グランドの隅では男子生徒たちが一列にかがんでなにやら作業している。雑草とりだ。近くを通ると、突如全員が起立して「こんにちは」と大声で挨拶してくれる。校舎の周囲で廊下や階段で生徒が清掃作業に励んでいる。あちらこちらから「こんにちは」「こんにちは」と溌剌とした声が飛んでくる。実に清々しい。

写真
会場には「東京市場」と「大阪市場」

会場は『総合実践室』である。当初は、商業科の3年生全員を対象に2コマだったが、今年度から同校が2年間の『金融教育研究校」に指定されたことから、急遽2年生全員が2班に別れて授業に加わることになった。
いきなり圧倒される。生徒全員から注がれる真剣で一所懸命な眼差し。素晴らしい生徒さんたちだ。遠くに来た甲斐がある。これに応えるべく熱い気持ちが湧いてくる。

この会場は通常のそれとはどこか異なる。大部屋の中央に『管理部』がある。おそらく全体をマネージする場所であろう。その両翼に『マーケット』が配置されている。天井に吊ってある看板や各端末には、それぞれ『東京市場』『大阪市場』とある。わが国東西のマーケットを意識した授業が展開されているのか。マーケットに携わる者としてこの光景に驚き感動する。
授業後、出前授業実現に向けご尽力いただいた福永教諭から「今日は、生徒はもちろん、他の先生方にとってもとても参考になりました。」とのありがたい言葉をいただく。うれしい気持ちで満たされ帰路に着く。

<シェア先生(大)>

<鹿児島県県立川内商工高等学校のHPはこちら

 

 

コメントを書く

このページのトップへ