シェア先生の授業リポート

2007/11/20
広島県 県立神辺旭高等学校の巻

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高台にそびえるお城のような校舎

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学校前庭の岩に刻まれた心に残る文字
『一日一生』

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階段教室での楽しい授業

広島県福山駅で新幹線から福塩線に乗り換え神辺駅に向かう。神辺(かんなべ)、なんとなく神を連想し歴史を感じる。想像どおり神辺は、原始・古代の時代より17世紀に政治・経済・文化の中心が福山に移るまで、広島県の中心地として発展したそうである。この地には旧石器が出土した「亀山遺跡」、弥生時代の環濠集落や竪穴住居のある「大宮遺跡」、備後最大級の「迫山古墳」などが古い歴史の証しとして残っている。

学校は神辺平野を見渡せる眺望のいい丘陵地にある。さながら丘の上の城のようだ。坂を上りきったところに「一日一生」と書かれた立派な岩がある。
小生、ここ数年はまさにこの心境で過ごしている。若いころの未来に向けた思考とは異なり、人生のターミナルから時計を逆巻きにしての時の過ごし方。
「生かされている時間を大切にしよう。」このような考えになってから、なぜか毎日が楽しくありがたく感じる。不思議なことだ。余計な力が抜けたのかも。

授業は、平成16年12月に生徒さんを引率して東証に見えた武井先生にお願いして実現できた。授業の準備に当日のスムースな運びに大変ご尽力いただいた。

さて、私は景気の状況を説明する際、体における血液の働きを引用する。「皆さん、ハイ、右手を上げて!ハイ、下ろして!」「皆さんは元気に手足を動かせるのに叔父さんは時々しびれて上がらないのはなぜですか?」女子生徒にインタビューする。すると、すまなそうに「年のせい?」との回答。「そうですよね。年のせいで血液の循環が悪くなり、必要な部位に栄養や酸素が届かない。」授業後、その生徒が「さっきは『年のせい』なんて言ってごめんなさい。」と謝りにきた。当方は期待どおりの答えで、その場を和ます演出だったのだが。「なんて優しい生徒さんだ。」心温まる気持ちで学校を後にした。

<シェア先生(大)>

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