シェア先生の授業リポート

2007/10/15
和歌山県 県立日高高等学校の巻

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南紀の名勝「三段壁」

和歌山県に来たのは今回で3度目になる。1度目は、二十歳を迎えた年。「大人への第一歩」にと、リュックを背負っての一人旅。御坊から日の岬のユースホテルに向かう途中での記憶が甦る。灯台へむかう海岸沿いの荒涼たる道。
季節は3月と春だが風は冷たく行く手を阻む。疲れていたせいか長く感じた。ふと夜空を仰ぐ。満天の星。都会では味わえないその輝きは今でも心に残る。
2度目は、勤続30年を迎えての旅。厳冬の2月に高野山の宿坊に泊まる。心身を引き締めた後、レンタカーで和歌山から熊野までのドライブを堪能した。
南紀紀州は雨が多いが、温暖な所。海岸には潮騒とともに磯の香りが漂い、山並みは豊かな森林が覆う。美しく穏やかな自然が人を優しく包んでくれる。
私の好きな米国オレゴン州の自然いっぱいの環境とどことなく似ている。

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『スーパー・サイエンス・ハイスクール(SSH)』
教育改革に情熱的な日高高等学校

さて、山下校長先生。ご自身が日高高等学校の卒業生とのことだが、現在、さまざまな教育改革に取り組まれている。その一つが、今年度から開設された『総合科学科』である。これは「生徒が文系にすべきか、理系にすべきか」と早い時期に進路決断を迫られる現状に対して「高校時代には文理両面にわたる幅広い学習を深め、知識や思考をしっかりと身につける。」との目標に計画された新たなチャレンジである。
自分自身の学生時代を振り返ってみると、中・高校生の早い時期に将来の進路を文系か理系かに決めることは、結構、難問だった。個人的な考えだが、進路決定には幅広い学習機会がある方が判断材料と選択肢が増えていいように思う。
授業は、この新学科『総合科学科』の生徒が対象だった。もちろん、教室では校長先生や担当の清水先生の学校と生徒の未来にむける熱い想いが生徒の真摯な目の輝きとなって表れていた。
このたびも、生徒との楽しく過ごすことができて喜びのひと時をいただいた。

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授業熱心な『総合科学科』の生徒さんたち

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