シェア先生の授業リポート

2007/07/04
佐賀県 県立伊万里商業高等学校の巻

写真
待望の「佐賀」です

佐賀県で最も古い歴史を誇る伊万里商業高等学校。その歴史は107年、創立は明治33年にさかのぼる。学校に電話すると伝統校に相応しく待ち時間に校歌が流れる。一般的に、校歌は聞く側からは希望や勇気を与えてくれる曲が多い。こちらの校歌もメロディになんともいえない心地よさがあり、待ち時間がむしろ楽しいくらいだ。校歌といえば高校野球を連想する。小生は高校野球が好きなのでなおさら愛着がある。白球を追い、夢を追い、汗と涙の努力の結晶。それが甲子園で聞く校歌かな、と思ったりする。東証での授業、そして出前授業を通じて各地の高校生との出会いがあることから、季節になると球児たちの動向がついつい気になる。今年も授業をした生徒の学校が甲子園に出場できればいいなと願っている。もちろんこのたび授業機会をいただいた佐賀県の3校からの出場が実現すれば、更にうれしい。

写真
「卑弥呼」との出会いへ?

この佐賀県が、小生の夢(全国生徒との出会い達成「全国制覇」←東証受入授業+学校訪問出前授業)の実現の地となった。これが佐賀代表の高校球児の夏の全国制覇につながればなどと灼熱の甲子園での佐賀旋風に期待する、妙に楽しい。一昨年の夏のこと。たまたま、東証で授業をした新潟県の明訓高等学校の生徒さんたちが甲子園に出場した。江戸っ子でお祭り好きな小生、学校・生徒さんの迷惑を顧みず新幹線で甲子園に押しかけた。球場では、マネージャーのTさんと、残念ながら応援団に回っていたU君が笑顔で迎えてくれた。 炎天下、タオルを首に巻きスタンドで一緒に応援させてもらった。レギュラーになりグランドで華やかにプレーする生徒、応援側に回りひたすらスタンドで選手を応援する生徒、皆が一体となって輝いていた。血と心が熱く燃え、夢のような楽しいひと時。今では生涯の宝物となっている。
7月下旬から始まる佐賀での高校総体(2007青春・佐賀総体)においても、多くの高校生たちがその日のために一所懸命努力してきた成果を競い合う。あとで振り返ったとき、その努力と経験はきっと素晴らしい財産となっているはず。

さて、佐賀県での出前授業シリーズの2日目。朝になっても昨夜からの激しい雨は降りやまない。学校に着いたときはずぶぬれになった。今日の会場は図書室。男女合わせて40人が集合。冒頭、堀先生から生徒に「シェア先生は全国の学校・生徒を見ておられる。佐賀でも他の2つの学校で授業される。伊万里商業の生徒は素晴らしかった。といわれるように授業態度をきちっとするように。」との話があった。先生は多くを語らないが、実直でとても誠実さが感じられる方である。授業は、明るく闊達な女子生徒たちの強力なサポートにより盛り上がった。あとで知ったのだが、この生徒たちは先生が顧問されているソフト部の有力部員だそうだ。温もりのある雰囲気に包まれ2時限があっという間に楽しく過ぎた。人柄もよくまじめで協力的な生徒が多かった。とにかく、挨拶もきちっとできていて、何よりも皆の笑顔が特に印象に残った。また素晴らしい想い出ができた。ありがたいことである。

伊万里から松浦線、佐世保線と乗り継ぎ、いよいよ最終日の鳥栖に向かう。先ほど時間をともにした伊万里商業高等学校の生徒たちの顔を思い浮かべる。「生徒の中から、将来、この授業がきっかけに起業家が誕生。そして伊万里の、佐賀県の次代の産業を担う存在になってくれたらいいな。」などと思いつつ、車窓から水を湛えた佐賀平野の田園地帯を、そして背景の背振山地をぼんやりと眺める。この情景に、なぜか時空を超えた出会いの予感がする。

<シェア先生(大)>

<佐賀県県立伊万里商業高等学校のHPはこちら

 

 

コメントを書く

このページのトップへ