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2017/05/25

これからの日本の景気は良くなる?悪くなる??

今の日本の景気は、アベノミクスと呼ばれる政府の政策のおかげで、2012年12月から緩やかな景気の回復が続いています。
30年近く前の「バブル経済」と言われていたころの景気の良い時期を抜いて、戦後3番目の長さ(53ヵ月)となったとも言われています。
外国為替が円安傾向なので、輸出を専門にしている会社の利益が増えていますし、政府の公共事業が景気を良くしています。でも、私たち家計の消費や、外国への輸出はそれほど増えていないそうです。
最近では、労働者を雇う環境が良くなり、人手が不足しているとテレビのニュースや新聞で伝えられることが多くなりましたが、支払われる賃金が大きくは増えてはいないので、景気が良くなっていると実感することは少ないのかもしれません。

5月24日に政府は今の景気の状況を、「景気は、一部に改善の遅れもみられるが、緩やかな回復基調が続いている。」と説明しています。
しかし、これからについては、私たちの収入も増えて、ゆっくりと景気が良くなっていくことが期待されますが、海外で予測が難しいことが起こりそうなので、あまり安心はできないという内容で心配しています。

国際的な機関で世界の経済の状況を監視しているIMF(国際通貨基金)は、今年2017年の世界全体の景気の見通しについて、アメリカ経済の調子が良いので、3.5%成長するだろうと予測しています。日本については、残念ながら主要国の中では低めの1.2%と、ちょっと見劣りする見通しとなっています。
日本に近いアジア国々の中では、中国がこれまでよりは少し低めですが6.6%、インドは、国内の景気がとても好調なので7.2%と、経済の高い成長が期待されています。

これからも、アメリカの経済の動きやヨーロッパの政治のゆくえ、そして日本に近い中国や北朝鮮との関係などが、日本の経済に大きく影響し、株式市場もそれに反応することが多くなると思います。
皆さんも、引き続き世界の政治や経済のニュースに関心を持ちながら、株式市場の動きに注目してみてください。